妊娠中の血圧測定
妊婦健診で必ず行われるのが血圧測定です。血圧とは、心臓から血液が全身に送り出されるとき、血管に与える圧力のことです。
そして、最高血圧は、心臓が収縮して血液を送り出すときの血圧、最低血圧は、心臓が広がって血液をためているときの血圧です。血圧140 90(最高血圧が140最低血圧が90)以上なら高血圧と判断されます。
高血圧は、妊娠中毒症の症状で、母体の血管・腎臓・心臓などへの負担が大きくなりますし、胎盤に届く血液量が少なくなり、赤ちゃんにも影響すると言われています。その為、妊婦健診での血圧測定は欠かせないのです。
妊娠中は、血液循環量が増えるのですが、血管の抵抗が下がるので血圧は普段より低めになるのだそうです。そのような状態で血圧が高いようなら、より注意が必要です。
血圧測定で、1度や2度血圧が高かったとしても心配はいりません。血圧は測定する時間帯や精神的ストレスなどで変動するからです。ただし、高血圧の状態が続いたり、家系が高血圧であったりするなら、睡眠を十分にとるなど安静にすることが大切ですし、塩分を摂り過ぎないように注意しましょう。また、たばこやアルコール、塩分の摂りすぎは高血圧の原因となりますので控えることが必要です。
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妊娠中の浮腫(むくみ)
4週間に1度の妊婦健診(妊娠7~9ヶ月になると2週間に1回、臨月になると1週間に1回)で、必ず行われるのが浮腫検査です。浮腫は「むくみ」のことで、余分な水分が体にたまってしまっている状態なのです。
妊婦健診では、足のすねを指で押さえられるだけなので、今となっては、こんな検査したかなといった感じです。指で押したところに浅くしか入らず、すぐに戻れば浮腫の心配はありません。へこんだまま元に戻らなければ、浮腫の疑いがあります。浮腫があれば、母子手帳に+や++といった記録がされます。
浮腫があれば、妊娠中毒症であるとはすぐには診断されません。確かに、妊娠中毒症のときはむくみが出るそうですが、高血圧や尿タンパクの症状が出ていたり、1週間で500グラム以上体重が増加していたりする場合に、妊娠中毒症かどうか判断されるのです。
夕方になると足がむくむといった症状なら心配はいらないそうです。妊娠中は、ただでさえ血液中の水分量が増えて、腎臓への負担が大きくなり、むくみやすくなるので、多少のむくみは問題にならないので大丈夫です。水分や塩分を大量にとったりすると、浮腫の症状が出て、+、++などと記録されてしまいますので、注意すると良いでしょう。
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妊娠中に必要な栄養素
妊娠すると赤ちゃんの発育のため、またお母さん自身のために様々な栄養素が必要となります。何よりも、なるべくたくさんの食材を食事に取り入れ、バランスよく栄養素を摂ることが大切です。
まず大切なのが、ご飯・麺類などの炭水化物です。体を動かすエネルギー源となります。妊娠前より1日で350kcal多く摂ることが必要とされていますが、摂りすぎると体重の増えすぎとなる危険性もあるので注意が必要です。
次に、赤ちゃんの体を作る肉・豆腐・卵などのたんぱく質です。肉・魚からたんぱく質を摂る場合は、脂肪分の少ないものを摂るようにしましょう。
そして、皮膚・粘膜の形成に必要な、ビタミンA(うなぎ・レバーなどに含まれるレチノールや人参・ニラなどに含まれるカロチン)、細菌やストレスから体を守る働きをするビタミンC(ブロッコリー・ほうれん草・いちごなど)、代謝を促し、肥満防止に役立つビタミンB1・ビタミンB2(いわし・うなぎ・とうもろこし・そばなど)、カルシウムの吸収を助けて骨に沈着させる働きをするビタミンD(しらす・かつお・しいたけ・しめじなど)を食事に取り入れることも大切です。
また、細胞分裂に必要な栄養素であるのが葉酸です。卵黄・ほうれん草・アスパラガス・いちごなどに含まれています。赤ちゃんの成長に大切な働きをし、妊娠中毒症の予防にも効果が期待されているそうです。是非妊娠中の食事に取り入れたいですね。
最後に、カルシウムと鉄です。カルシウムは骨・歯を作るのに欠かせないですし、貧血予防のために鉄分は不可欠です。私は全く貧血の症状はなかったのですが、臨月になって少し貧血気味となりました。のり・ひじき・レバーなどで、手軽に普段から食事に取り入れておくと良いですね。
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妊娠中の食事
妊娠中の食事は、お腹の中の赤ちゃんの為にもとても重要です。不足しがちな栄養を気軽に摂ることができるサプリメントという手もありますが、栄養素によっては過剰に摂取してしまい、赤ちゃんに悪い影響を与える場合もあります。様々な種類の食材からバランスよく栄養を摂るようにしましょう。
一般的に、妊娠中の栄養は、妊娠前よりも増やして摂ることが必要です。例えば、ご飯・麺類といった体を動かすエネルギー源となる炭水化物の場合、18才~29才の女性で1日に1,800kcal、30才~49才の女性で1,750kcalの摂取が必要と言われています。
妊娠中の場合は、それぞれ350kcal増やして摂ることが必要なのです。ただし、砂糖といった糖質も炭水化物のうちですが、摂りすぎると、体重が急激に増える恐れがありますので注意が必要です。
また、妊娠中の食事で気をつけなければならないのが、塩分のことです。私が妊婦のときにはよく「カップラーメンはよくないぞ」と言われたものです。妊娠中はただでさえ体内に水分やナトリウムをためやすく、塩分を摂りすぎると、むくみ・高血圧・タンパク尿といった症状が出やすいのです。ソース・醤油・マヨネーズなどの調味料、市販の惣菜や外食メニューには塩分が多く含まれていますので注意しましょう。
私が妊娠中の食生活を振り返って、こうすべきだったな、と思うことは、夏季でも温かい料理を食べることです!お腹に赤ちゃんがいると、普通の人の2倍暑いですし、冷たいソーメン・冷たいおにぎり・麦茶・すいかといった一食に冷たいものばかりを取り入れていました。するとひどい下痢になり、痔になってしまいました。妊婦の痔は本当に辛いです!妊娠中は、本当に胃腸が弱いので、胃腸にやさしいものをバランスよく食べることが大切です。
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妊娠中の体重管理
妊娠すると、空腹に気分が悪くなる「食いづわり」となったり、胎児にたくさんの糖分を取られてしまい、特に甘い物が食べたくなったりと、体重増加の要因がたくさんあります。しかし、体重が増え過ぎると、赤ちゃんが大きくなりすぎたり、産道に余分な脂肪が付いたり、難産の原因となってしまうので体重管理が大切です。
妊娠10ヶ月の状態で、妊娠していないときからの体重の増加量は、赤ちゃんの分・胎盤・羊水・お母さんの乳房や血液の増加分で、約8キログラムと言われています。
しかし、これは妊娠前の体形が標準である場合であり、妊娠前の体形により、妊娠10ヶ月の段階での理想的な体重の増加量は違います。体形を判断する為に用いられるのが、BMI(ボディマスインデックス)です。BMIは、体重÷(身長×身長)で求められる数値です。このときの身長は、メートル単位で計算します。例えば、私の場合、身長160cm、体重は52キロなので、52÷(1.6×1.6)=20.3となります。BMIが18未満の人は、痩せ形となり、最終の体重増加は13キロまでOKです。
そしてBMIが18~24の人は、標準体形で、最終の体重増加量は7キロから10キロと言われています。BMIが24.1以上の人は肥満形で、最終の体重増加量は5キロから6キロと言われています。
こうしたBMIをもとに、体重が増えすぎないように体重を管理すると良いと思います。4週間で2キロ以上増えてしまった場合はむくみの症状が出る妊娠中毒症の恐れがあるので要注意と言われています。体重管理は、かわいい赤ちゃんの為にしっかり自己管理していくことが大切です。
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