妊娠中の貧血、赤ちゃんへの影響は?
妊娠中は、ヘモグロビン値11g/dl以上、ヘマトクリット値33%以上が正常値であり、これ未満の場合は「貧血」と診断されます。
ヘモグロビン値とは、赤血球の中にあるヘモグロビン血色素の量で、ヘマトクリット値とは、一定量の血液の中の赤血球の容積の割合です。通常は女性の場合、ヘモグロビン値12g/dl未満で貧血とされますが、妊娠中は基準値が下がっています。妊娠中には、母体の血液量は増えますが、赤血球などの固形成分はあまり増加せず、むくみやすかったりするように、水分量が増えるために、見かけでは貧血となるのです。
見かけ上貧血だと、おなかの赤ちゃんに良くないのでは?と思いますが、さらさらしていて薄い血液は、細い血管の中を流れやすく、胎盤に届きやすいので赤ちゃんにとっては都合が良いのだそうです。母体はうまくできているなぁと思います。
確かに、妊娠中は赤ちゃんの分も考えて鉄分がたくさん必要です。鉄分は、赤血球の主成分であるヘモグロビンの原料です。食事に、レバー・ひじき・海苔などの鉄分を積極的に取り入れて貧血の予防に努めると良いですね。私は2年前に出産の経験があります。
普段は風邪もひかない超健康体なのですが、妊娠10ヵ月目に貧血気味と診断されました。普段の食事で十分な鉄分が摂れていなかったのが原因かもしれません。通っていた助産院から、鉄剤を処方してもらいました。
もし、母体が貧血になってしまっても、おなかの赤ちゃんは母体に貯蔵された鉄分から必要な分をとっていくので、貧血になることはないそうです。でも、貧血がひどくなるとお母さんにめまい・息切れといった症状が出ます。妊娠が分かったら、積極的に鉄分や鉄分の吸収を助けるビタミンCやタンパク質を十分に摂るようにしましょう。
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