妊娠するための月経の条件
妊娠するための条件として、「月経が定期的に起こること」と考える人もいますが、月経周期の中で排卵が起こることが第一の条件なのです。月経が毎月定期的に起こっている人のほとんどは排卵があると言い切っても良いと思いますが、月経が起こっても、月経のサイクルが早かったり、遅かったりする人の中には、排卵がきちんと起きていない可能性もあります。
そもそも、月経とはなぜ起こるのでしょうか。子宮の中で妊娠の準備の為に、子宮内膜が成長して分厚くなります。この子宮内膜を成長させるのは卵胞ホルモンというものです。その後、排卵が起こっても受精しなかった場合に、子宮内膜が剥がれ落ちるのです。これが月経(生理)です。
月経は、早ければ10歳頃から起こります。10代から20代の若い人に生理痛のきつい人が多いと言われています。子宮内膜が剥がれ落ちるときに、子宮が収縮するので痛みが伴うのです。年齢と共に、この生理痛は治まってくるそうですが、だんだんと生理痛がきつくなる人は、子宮筋腫や子宮内膜症を起こしている可能性もあるそうですので、念の為に産婦人科を受診すると良いですね。
また、排卵を起こすホルモンは、黄体ホルモンであり、月経を起こすホルモンとは別なのです。ですから、排卵が起こっていなくとも月経は起こるのです。月経周期が不規則な人は、ストレスや体調の変化が原因ではないかと言われています。脳の視床下部・下垂体がホルモンの分泌をコントロールするのですが、ストレスなどで脳にダメージが与えられるとホルモンのバランスがくずれてしまい卵巣の機能が低下し、正常な排卵が起こらないのです。
妊娠を望む人で、月経周期が一定でない人は、まずストレスの軽減に努めたり、過度の運動・ダイエットは控えることが大切です。また、排卵が起こっているかどうか産婦人科を一度受診すると良いと思います。
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