生理不順で妊娠はできる?
妊娠するための条件として、「生理が一定の周期で起こること」と考える人もいますが、一定の周期の中で排卵のあることが第一の条件なのです。生理が毎月定期的に起こっている人のほとんどは排卵があると言い切っても良いと思いますが、生理が起こっても、生理のサイクルが早かったり、遅かったりといった周期の間隔が一定していない生理不順の人の中には、排卵がきちんと起きていない可能性もあります。
生理は、どのような過程で起こるのでしょうか。子宮の中で妊娠の準備の為に、子宮内膜が成長して分厚くなります。この子宮内膜を成長させるのは卵胞ホルモンというものです。その後、排卵が起こっても受精しなかった場合に、子宮内膜が剥がれ落ちる現象が生理(月経)です。
そして、排卵を起こすホルモンは、黄体ホルモンであり、生理を起こすホルモンとは別なのです。ですから、排卵が起こっていなくとも生理は起こるのです。生理不順の人は、ストレスや体調の変化が原因ではないかと言われています。脳の視床下部・下垂体がホルモンの分泌をコントロールするのですが、ストレスなどで脳にダメージが与えられるとホルモンのバランスがくずれてしまい卵巣の機能が低下し、正常な排卵が起こらないのです。妊娠を望む人で、生理不順の人は、まずストレスの軽減に努めたり、過度の運動・ダイエットは控えることが大切です。
妊娠を希望しているが、生理不順である人は排卵が起こっているか確かめるために、産婦人科を受診することが一番だと思いますが、唾液を入れ、その模様の変化を見ることで排卵日を判断できる小さな検査器が販売されています。(シダ模様になったらその日が排卵日といった判断です。)産婦人科へ行く前に、そのような検査器を使って、排卵日を判断し、受精にチャレンジしても良いと思います。
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